2016/11/7

消火設備義務講習

 
本日はアキバの消防技術試験講習場で消火設備義務講習です。消防設備士に課せられた恒例の義務講習で最新の法改正点等情報入手の為の講習で最後に効果測定があります。印象に残った箇所は屋内消火栓で広範囲型2号消火栓では防護範囲を1号消火栓同様25mとし一人で操作可能なところ、また、ノズルが噴霧兼用でアスピレート型となっており放水量も80ℓ/minで済む事です。筒先に空気取り入れ口があり水流粒子が大きく消火性能がアップします。工場倉庫等以外で使用します。あと令別表6項イが細分化されて規定内容がより細かく線引きされています。6項ロ、ハも然りです。この辺は法令の試験対策でも問われる可能性が高いので本当大変だと思います。あと屋内消火栓の設置基準ですが単純に耐火構造・準耐火構造内装制限で基準の700㎡の2倍読み3倍読みが一律にできなくなった事です。細かいところでは補助高架水槽から逆止弁→仕切弁になっています。昔はこの配列が逆だったように思えます。昔は兼用補助高架水槽が多かったのでクロスコネクション仕様が多数ありました。クロスコネクションとは衛生用の高架水槽を消防用と兼用していたので水を枯らす事ができませんでした。最近ではクロスコネクションは禁止されているようです。・・・不活性ガス消火設備では二酸化炭素では閉止弁設置が必須であり窒素では避圧口が設備的に必須です。・・・今日は講習とはいえ学ぶ事多いゆえ疲れました。