2019/5/4

多部未華子30歳特別記念公演№3

 この30歳を記念しての特別企画多部ちゃん自身がファンの為に折り入って企画希望した公演らしい。後にも先にもこれやりたいと希望を出したのがこの企画と「探偵ナイトスクープ」に出たいといったことしかないのだから、いかに多部ちゃんがファンと一体になってこの特別記念公演を実現させたいかが感じ取れる。それゆえやる演目をファンから広く募集を掛けたのだ。私も情報入手後すぐさま演目を提案しました。①「あやしい彼女(2016年公開映画)」で劇中で歌った感動の「悲しくてやりきれない」「真っ赤な太陽」「見上げてごらん夜の星を」「帰り道」をもう一度歌って欲しい。②サイン会及び握手会を実施して欲しい。の2点・・・内実際の演目に①の希望が通ったのだ!公演中歌は5、6曲歌ったと思ったのだが「帰り道」1曲であったが歌ってくれたのだ!もうこれは嬉しいを通り越して感涙ものでありました!映画の中でじゃあなくて生で歌が聞けちゃったんですよ!生涯最後でしょうね・・・こんなこと・・・他の曲はあまり知らない曲だったけど坂本九さんの曲とkiroroの替え歌を歌ってた。そして松尾スズキ氏脚本の2人舞台が面白かった。吹越満さんとの共演でそれこそしっかりしたお芝居をみさせてもらいました。6歳の子供に扮した多部ちゃんが可愛かったな~そして芸能界に入るきっかけとなった「アニー」を装いも再現・・・歌ってくれました。多部ちゃん自身お客さんに披露するのも初めてだし今後おそらく最後だと思う。私たちの前でだけに長年の夢で終わっていた「アニー」を演じてくれました。「アニー」自体はよく分からなかったけど多部ちゃん自身の念願だったことは知っていました。これも感涙ものでした。そして・・・個人的に印象的だったのが「ファミリーヒストリー」ならぬ「多部ちゃんヒストリー」30年の彼女の歴史がバックモニター越しに司会者の語り口で淡々と語られていくのであった。それこそ生まれたときの写真から初めて立った時の写真お遊戯で桃太郎の中猿を演じた時の写真から始まり学生の頃の写真、芸能界入りして朝ドラ「つばさ」でヒロインを演じていた頃等・・・どれだけ多部未華子をガードなしで魅せつけてくるのか(普通はよくよく考えてもそこまでのプライベート的なこと赤裸々に語らないと思います。何てったって第一線で活躍している女優さんですよ!・・・(いかにファンの為に!全てをこの多部未華子を伝えたい!彼女自身うそが一番嫌いな正直もの・・・ただだから私たちファンにはよく分かるんです。彼女のこのピュアなところが・・・おそらく彼女のファンに対する究極のおもてなしだったに違いない。)と思うんですね・・・公演中は感じなかったけど終わってから、(多部ちゃんはファンに究極のおもてなしをしたんだな~)と。多部ちゃん自身自らトークはあまり得意じゃあないのでバラエティ番組にもそうそう頻繁には出演しません。だからこそせめてファンには素の「多部未華子」を披露したかった、いや、しなければならなかったのだろう。それも限られた2時間で・・・私には痛いほどよく分かる、映画やドラマ、舞台、CMでは天才的とも称される演技力・・・競争競争浮き沈みの大きいこの業界で第一線で活躍している多部ちゃんを・・・多分同世代の女優さんでは抜きんでた実力派女優さんだろう・・・層々たるディレクターや監督演出家に賞賛されどうにか役どころを演じ切る・・・そしてそして興味深いフレーズが・・・FP顔負けの人生設計ないしはライフプランを語っているではないか!勿論司会者からの語り口ではあるが40歳・・・結婚して子供がいることだろう・・・還暦・・・赤パンを履いて巣鴨を歩いていることだろう・・・90歳・・・老衰の為死去・・・最後はここ保谷に落ち着くとか・・・最後の晩餐はなんと「卵かけごはん」だって(シンプル過ぎます。卵かけごはん日本人だったらこれ絶対ですね。私も多部ちゃんと同じ日本人で良かった⁉)・・・いや~こんなフレーズ聞けるだけでも幸せっていうかいくらファンであってもこんな人生のプラン話すだろうか?逆に感動してしまった・・・まさしく正直でピュアな考えの持ち主多部ちゃんならではのカミングアウトでしょう・・・そうそう2人芝居劇中でかつての映画やドラマの件を披露していたっけ・・・「大奥」「あやしい彼女」「深夜食堂」欲を言えばもう少し増やして欲しかったけれどもこれも多部ちゃんならではのサービスだよね・・・そうした中多部ちゃん着ぐるみを着ての登場・・・この公演でどれだけ衣装を変えてきたか・・・そのダメ押しが確か亀の着ぐるみだったような・・・終始笑顔で「サイコ‐だぜ~い!」なんて言っていたような・・・もうもう至れり尽くせりってな感じでした・・・そこでQ&Aが・・・挙手を2回目の公演でしてみたがご指名いただけなかった・・・3名くらい指名されたけども結構みんな的外れな質問ばかり・・・今日朝何を食べたとか(忘れた・・・)休日は何をしてすごしているだとか(高島屋か松坂屋でお買い物・・・)お風呂でどこから洗うだとか(頭から・・・)旅行はどこに行きたい(沖縄県ひめゆりの塔を見たいんだって・・・)そんなことどうでもよくない?と思った。やはりお芝居演技でどうしてこれほどまでの観客の心を虜にし夢や感動勇気を与えられるのか・・・多部ちゃんは特になりきるとかストイックに考えてお芝居はしないらしいのだから不思議だ・・・まさに天性の女優である。ここを質問出来ればと思ったのですが・・・はたまた一見普通の感じに見える「多部ちゃん」・・・でもひとたび気になってしまうと深みにはまってしまう・・・そんな不思議な印象なのが多部未華子なのだ・・・おそらく以降も多部ちゃんマジックに釘付けになることだろう・・・いや~それにしても一度多部だしたら止まらないんだよな~多部ちゃんの不思議な魅力が・・・公演を後にし多部ちゃんがまさか笑顔で見送りにきたのは仰天したが「ありがとうございました」とだけ言い残して固まってしまった私は一体何なのか!公演入場者限定のブックレットを見ながら思った・・・シリアルナンバー付き世界に一つだけの限定ブックレットには更に驚いてしまった。・・・とにかく多部ちゃん、貴重な貴重な時間を過ごせてほんとに楽しかったし感謝感謝です。有難う!そしてまたどこかで・・・最後に門外不出のブックレット表紙をを・・・当然中身は見せられません・・・著作権等がありますので・・・