2018/4/21

ロケ地訪問5

 
 藤野千夜原作の「ルート225」という小説をご存知だろうか?この小説が2006年に多部未華子主演で映画化されていた。所謂パラレルワールドを姉と弟、家族の絆を面白い視点から描いたチョット摩訶不思議な映画で最初取っ付きにくい印象があった。だが、何度もDVDで観ていくうちに引き込まれていった。今日、このロケ地に何箇所か訪れる機会を得た。
三鷹台児童公園内にあるとても風変わりなブランコだ・・・まずこんなデザインのブランコ他では絶対見かけないであろう。劇中で欠かせないシーンで映画のポスターにも使用されている。撮影時が2005年だから13年も経過している。当時と比べ塗装が剥がれ落ちちゃってる感じが年月の経過を感じさせるがこうしてまだ現存されているのだから嬉しい限りですね。エリ子とダイゴの掛け合いのシーンが思い出されますね。・・・そして
この電話ボックスも当時のままで残されていました。残された度数1の高橋由伸のテレカで電話越しに交わす母親との限られた時間での最後の会話が切ないです。「エリちゃんでしょ・・・元気なの?ご飯はちゃんと食べてるの?」「・・・私は家にいるけどお母さんたちがいないの・・・」「こっちも私とパパは家にいるけどエリちゃんたちがいないのよ・・・」「これ最後の電話なんだ・・・」「どうして?どうしてなの?」「説明してる時間が惜しいの・・・とにかくこれが最後の電話だよ・・・明日の昼12時リビングのソファーの右側にお父さんと座って!」「なんなのそれ・・・」「明日12時お願い・・・」・・・そして
青梅街道関町北一丁目歩道橋・・・よくエリ子が利用していた歩道橋でとても印象的でした・・・向かいの建物屋上にそびえるグッジョブのオブジェ・・・実際にはありませんでした。
 
他に商店街等訪れてみたい場所ありましたが都合上以上となります。