「オーランドー」続

昨日は夕方から多部ちゃん主演の舞台「オーランドー」に家内と行ってきました。9月23日神奈川芸術劇場を初回に地方公演、そして東京公演初日新国立劇場で29日迄で最終日を迎えます。東京公演初日なので大成功の期待も込めわくわくでした。舞台時間2時間強途中休憩を挟み全編を通して大盛況終了後は観客から拍手喝采の嵐がいつまでも響きました。もうこれは大成功と言って間違いありません。家内も僕も劇中大いに笑わされ、圧倒的な役者の演技力に魅了されました。主演の多部ちゃんをはじめ小日向文世、小柴風花、戸次重幸、池田鉄洋、野間口徹、どの役者も頑張っていました。舞台はやり直しのきかない即興ですからね。勿論台詞は間違えられないし共演者との間のとりかたやコミュニケーションをとりつつ個性というか観客に魅力を感じさせなければならない・・・ドラマや映画とは格段に違う難しさというものがヒシヒシと感じられました。あまりストーリーが理解できなかった僕でさえ各々の役者さんの魅力を感じるのだから正しく役者魂を感じずにはいられなかった。多分稽古の積み重ねの結果がここまでの成功につながっている感じがします。・・・ストーリーの内容には触れませんがこの舞台を観終わって心に響くというか人生に前向きになれる・・・そんなメッセージ性もあったような感じもします。・・・それにしても多部ちゃん、声の一声一声が感情がこもっていて伸びやかで身体全身から声を発してる・・・あちこち動き回って・・・運動量も半端じゃない・・・大変だなあぁと思いながらもついつい一点釘付けになってしまう演技力・・・やっぱ天性の女優さんだなと思いました。・・・帰り楽屋口でファンがおそらく役者さんを待っていました（サインでも貰うのでしょうか？）のでそれならば僕も・・・と思いましたが家内に急かされ渋々劇場を後にする羽目に・・・これが唯一心残りです。・・・今後も多部ちゃんを密かに応援していきたいと思います。PS：開演前楽屋口エスカレーター近くで演出家の白井晃を見かけました。家内はビックリしていました・・・僕は関心ありませんでしたけど・・・