粉末消火設備

　

平成２８年６月１日点検基準の法改正がありました。平成３１年５月末迄の経過措置です。

駐車場等に設置されている移動式粉末消火設備容器弁の開放点検が加わりました。実務上容器ボンベの重量測定がありますので容器ボンベを取り外している事とは思いますが、この時併せて容器弁バルブ開放によってバルブハンドルのスムーズな開閉が良好かを確認します。薬剤が古くなってきますと湿気を帯びピンホールに詰まってしまう可能性があり、いざと言うときに開放操作に障害が出てくる可能性があるからでしょう。当然、バルブ開放ともなればガスが抜けてしまいますので容器弁口に密栓を施してあげます。おそらくクリーニング用ボンベは対象外と思われます。ですのでこれまで以上に点検に要する時間が掛かってしまいますね。