2017/5/5

多部好み多部尽くし旅情3

 
昨日は浦和I.C~佐野藤岡I.C迄は高速に乗りましたがちょくちょく高速乗っていると予算オーバーとなってしまう。気をつけよう・・・佐野市を後にしてみちのく街道を下っていきます。途中給油してほっともっとで幕の内弁当を食べ暫しの休息・・・福島県内では幕の内弁当が安い!首都圏では550円位したと思うのですが、何と390円!チョット得した気分になりました。・・・時計を見るとPM9時を回っていました。・・・郡山市内が最初の目的地でしたので2日中に到着する必要がありました。1時間前後で郡山市内到着。目立った混雑もなく、とりあえず駅周辺をぐるぐると周り車を止められそうな場所を探しました。最初ネットカフェに泊まろうと思いましたが断念。駅から程よいコインパーキングを探しました。駅から程よい距離500m位のところのコインパーキングに駐車しました。前はホテルなので物騒な感じもしません。ましてや夜間料金で朝7時迄なら300円の上限があります。寝るのにはチョット早いと思い郡山駅迄チョット下見に行きました。駅前は結構な繁華街でポン引きも数多くいましてひっきりなしに声をかけられました。観光や飲みに来たわけじゃないのでお構いなし・・・「すみれの花咲く頃」郡山ロケ地重要シーンが劇中岸田バレエ研究所と駅前マルイ周辺を走っていくまさに多部ちゃん走りのシーンです。実際のバレエ研究所など名前が隠されて若しくは修正加工されている可能性が高い、ましてや12年も経過しておりこれは無謀だと断念。多部ちゃん走りのマルイはどこにも見当たらずもう閉店した可能性が高い。人混みも多く翌朝に持ち越しに・・・パーキングに向かって車中泊(´O`)おやすみ・・・
 
5月3日(水)
朝はAM4時半頃目を覚ます。というより寒さで目が覚めた感じだ。寝袋が無ければ眠れなかっただろう。今日は多部尽くし旅情のメーンイベントだ・・・手抜かりなくミッションを遂行しなければ・・・今日1日掛けて郡山~磐梯町~猪苗代町という工程予定だ。猪苗代町では夕日のショットがある・・・君子が夢を抱き橋から沈みゆく夕日を見つめる最高のシーンだ。夕日の沈みゆく瞬間をカメラにおさめなければならない。失敗は許されないのだ。そんなことを考えていると無性に腹が減ってきた。幸い近くにコンビニがあったので立ち寄りながら歩いて郡山駅で再度のリサーチだ。でもランチパック(ピーナッツ)とコーヒーを食べながら歩いて郡山駅に着くと意外にもの静けさがあった。ゴールデンウィーク後半の休日初日だ。閑散としている。リサーチする時間が分からないのでこの近くに駐車し直すことにした。朝8時迄なら1時間100円だ。駅前に車両を止め直すとマックス1時間内で自分の足で探し回ることに・・・ない・・・ない・・・どこなんだ・・・多部ちゃんが走っていたところは!1時間近く相当歩き回った・・・マルイの建物装いに近いのがヨドバシカメラのビルなんだけれど映像とチョット違う感じ・・・まぁ12年前だからかそれがこれだ。
この建物コーナ部分角形になっており装いがマルイの看板があった感じに近いからもしかしたらこの前を多部ちゃんが走っていったのかも知れない。
郡山でのロケ地はこれで終了することにした。
少し時間もありそうだからメインのロケ地に赴く前に身を清めなければ・・・ここから5km位のところに「のんびり温泉」がある。AM7時半より営業らしい。入浴料は800円だ。・・・車を走らせた。
現地は混雑していなく入口正面に駐車できた。歯を磨きヒゲを剃って身体を洗っていざ入浴・・・いや~気持ちいい~心が解される瞬間だ・・・露天風呂から見下ろせる田園風景が感慨深い。pH9以上のアルカリ温泉だ。無色透明でほどよくなめらかな泉質である。疲労回復神経痛の他動脈硬化にも良いらしい。
さてさてさっぱり身を清めたところで磐梯町に向けていざ出発。猪苗代湖畔をよそ目に雄大な磐梯山が目に飛び込んだきた。行楽車両も多く、ところどころで渋滞も・・・磐梯山の雄大な景色もカメラにおさめずにはいられなかった。
どうだろうこの青々とした風景に雄大な磐梯山の優雅さ!まさに宝の山だとよく先人は言ったものだ。日頃の雑念邪気が一気に払いのけられた感じだ。いつか観光で来てみたいと思う。さらに突き進んでいくと道の駅が・・・
猪苗代道の駅で暫しの休息。ここでお土産を購入する事にした。・・・道の駅を後に磐梯町に車を走らせた。
JR磐梯町駅に到着した。君子が劇中よく利用した駅だ。どうもレトロな雰囲気で多部ちゃんがすぐそこに走ってくるかのようである。殆ど当時と何ら変わっていなかったのが良かった。駅舎の中は・・・
バレエのレッスンで遅くなった君子はじっちゃんの介護の為急いでホームを降り階段を下りて行ったっけ・・・
そして地下道も多部ちゃん走りの全速力で・・・
一度駅舎を離れた位置からプラットフォームを眺めてみると・・・そうそうこの忘れがたいエンドロール後の重要シーン
さすがに5月なので雪のある風景とはいきませんでしたがほぼあの頃の劇中シーンそのものでしたね・・・雪の降りしきる中一人寂しく鞄を持って電車を待つ君子・・・宝塚受験に向けての出発なのか・・・それとも幻影なのか・・・疑問を残したまま映像は終を迎えます。結末は視聴者に委ねられています。余談ですが丁度写真奥に見えないかもしれませんが一人の少女が電車を待っている様子でした。君子とカムフラージュしているようにも思えました。いずれにしろ美しいシーンでしたね。
プラットフォームを正面から見ると・・・そうか・・・待合室脇に雪の降りしきる中多部ちゃんがまさにここに居たんだと思うと(涙涙)
そして駅を後に少し歩くと・・・
見覚えのある風景が・・・
という事で磐梯町を後にしました。(続きは4へ)