2017/2/21

FP雑談(年金その1)

 
この時期は本業務以外にも確定申告があり何かと忙しく憂鬱な月でもあります。弊社も個人事業ですので早々と確定申告は済ませてしまいました。・・・この申告により所得税や住民税が決定する事になります。当然還付金などあろうはずもなく今年も相当な税負担となりました。業務をしていくと当然お金の出入り(収支)がある訳で業務上貸借対照表を正規の簿記の原則に則って記帳申告していく計らいです。実際会計事務所並に堅苦しくはないですが、一応お金の専門家(3級FP技能士ですのでまだまだヒヨっ子にすぎませんが・・・それでも今年からFP技能士センター正会員なので自覚が必要です。)として節税対策等は考えていかなければと思います。先ず年金からのアプローチがありますね。私は個人事業主ですので1号被保険者に該当し国民年金の支払いが基軸になっています。仮に40年国民年金を満額支払った場合、将来受け取る年金(老齢基礎年金)はいくらになるでしょうか?・・・年780100円です。「うわ~っ少ね~」と思いますよね。これでは一生死ぬまで働け!と言う事になります。実際会社員時代もありましたので厚生年金の支払い分もありますが・・・ここで国は去年年金に関する改正案を可決成立させました。所謂、個人型確定拠出年金(ideco)です。旧法では対象が限られていました。新法では1号2号3号被保険者の壁無く加入できる事になったのです。ここで年金にも2種類ありまして確定給付型(DB)と確定拠出型(DC)に大別されます。給付型は読んで字のごとく予め給付額が確定しているのに対し拠出型は決められた金額を拠出していく違いがあります。私のような個人事業主では毎月一定額を運用し上限が816000円となります。但し毎月5000円以上1000円単位の運用が条件です。少し年金のイロハが垣間見えましたが、次回その主目的である節税対策にどう影響するのかを雑談したいと思います。(続く)