2019/4/22

工事完了!!!

 暫く業務に関係ない事書いて肝心な業務はどうしたのよ・・・と思い当たるかも知れません。工事着工から約1か月一応工事完了設置届提出迄漕ぎ着けました。単発案件ではございましたが既存建物で新規自動火災報知設備、誘導灯、消火器の案件をこなしました・・・自火報なんて専用電源回路から施工ですから・・・既存分電盤更新(既存回路では空き回路がありませんでしたので回線数を増やさねばなりません。4Pだったので6Pにしなければなりませんでした。当然単三6Pの分電盤を更新せねばなりませんでした。そこから自火報、誘導灯幹線を立ち上げ当初露出配線だったのが協力業者さんの応援の元隠蔽通線・・・と理想的な通線ができました。共用部専有部それぞれが可能な事を行い弊社は2階専有部を中心に施工・・・(いや~大変だったな~極力露出はしたくなかったので天井裏での通線・・・簡単なようだけれどもこれが難しい・・・何故って・・・天井裏通線の要、点検口が無い、無い、無いどうしたらいい!自分で作るしかありません。点検口を作るって簡単なようだけれどもこれが意外に難しい。弊社も2階だけで3か所も点検口を作りました。この際準備する道具が「引き廻し」「下地センサー」「ジグソー」3種の神器でございます。大概点検口を付けるところは石膏ボードが大半・・・「引き廻し」で点検口の大きさに合わせ切断していくのですが下地は全く分かりかねます。それを確認するが「下地センサー」なんです。下地が開口部にあれば「ジグソー」で切断・・・木を使って補強・・・弊社の場合裏ワザではございませんが「ホーム点検口」と言いましてこの「下地」に接触する手間が限りなく減らせるすぐれものなんです。普通300×300だと下地に接触します。じゃあ150×150だと?うまく下地をかわすことが可能で以下のような施工が可能なんです。
このような狭い個所に大きい点検口だと美観も損ねてしまいますね。こようなホーム点検口
が功を奏します。防水型1種スポット式熱感知器設置例です。
以上は既存分電盤ですね。自火報や誘導灯専用分電盤の回線がありませんね。分電盤を増設つまり更新する必要があったのです。そして更新後の分電盤が以下のように・・・
古かった分電盤がものの見事に綺麗になり回線も増え専用電源回路も確保できますね。
あと誘導灯もリニューアルしました。
 既存管球タイプだった誘導灯を省エネ長寿命タイプの高輝度型誘導灯設置で見た目にもスマートです。施工には第2種電気工事士と認定電気工事従事者が必要です。(続く)